STAFF VOICE

千葉みなみさん

開口一番、そう言うのは千葉みなみさん。実兄である代表の千葉明廣さんの思いを汲み取りながら、本社と現場をつなぐマネジメントの仕事をされています。

「新しいことを覚えてやってもらうわけなので、いっぱい失敗するのが当たり前、それでいいと思ってるんです。お客さまには迷惑がかからないようにまわりでフォローしますし、管理の上で私も見てますから。あと失敗したほうが次に何かをやる時の気づく材料になったり、次に入ってきた人達にも教えられると思うので」

ホッと肩の力が抜ける、そんなやさしい言葉を投げかけてくれる千葉さん。

「と話しつつ、自分でもそうなればいいなと考えてるところもあるんです」

と、少しはにかむような表情を見せます。そう、自身も失敗を怖がったり、心が折れたりしてしまうことがあるのだそう。

「私もまだまだ取り組み始めたばかりですし、教えるという上からの目線ではなく、一緒に勉強していけたらいいなと思ってるんです」

「失敗を不安に思って欲しくないんです」

そもそも「仕事を通して学びたい欲」は旺盛なほう。「1日24時間中の8時間くらいがお仕事じゃないですか。なのでその使い方として、働くことが学びの場であればいいなと思うんですよね」

たとえば「羊の命をいただいている」という気持ちを持つこと。だからこそ食材は大切に扱い、丁寧に時間をかけて仕込みをすること。それをお客さまに、いち早くお届けできるよう段取りし、日々食事を作るお母さんが、せめて少しでもくつろげる場を整えること。しかもそれらを「ルールだから」ではなく、当たり前のように相手の立場になって考え、行動すること。

こうした一連の考えの「もと」となっているのは、やはり家族から。

「代々、経営する両親や兄の姿を見続けてきているので、影響を及ぼしてると思いますね」

今度はそれを、どうスタッフたちに伝えていくかも、千葉さんの役目です。

「常に変わっていく状況の中で、口で伝えるだけではなく、そういう環境にしておくことも大事かなと思ってます。人の考えは多数のほうに流れていくので」


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